頑張ることと頑張ってしまうことの違い

人は「頑張ること」「努力すること」が美しいという風潮がある。日本では特にその風潮が強い。

 

だからみんな口を揃えて言う。

「努力しなさい」「もっと頑張りなさい」と。

 

確かに「頑張ること」は大事なことだと思う。

でも、頑張ること=無理している状態に陥っていることがしばしばあると思う。

 

だから人生楽しくなくなったり、頑張ることが嫌いになったりする。

 

頑張ること=辛いこと、苦しいこと

と世間では浸透しているような気がする。

 

それは何か違うなと思うし、そうなってはならないと思う。

だからゆとり世代は甘いんだと言われるかもしれないけど、、、

 

頑張ること=辛いことが浸透しているからこそ、仕事=辛いことというイメージが浸透しているような気がするし、練習=辛いこととみんながイメージしている気がする。

 

時には辛いこと、苦しいことも必要かもしれないけど、その状態が長く続くことは良くない。

 

だから最近は無理に頑張らなくても良いと思うようになってきた。

 

それよりも「頑張ってしまうこと」を探すことが重要だと最近は思う。

 

一見似ているような言葉で全然意味が違う。

「頑張る」は義務感や理性。

「頑張ってしまう」は自然であり、本能。

 

だから「頑張ってしまうこと」は無理をしてもそれほど苦しくはないし、そもそも頑張っている感は本人は自覚していないと思う。

 

世の中のすごい人たちは「頑張ってしまうこと」をやり続けた人たちが大半だと思う。

 

別にすごい人になりたいわけじゃないけど、人生を悔いなく過ごすために自分なりの「頑張ってしまうこと」を探してみたいと思った今日この頃であった。