貧富の差とAI

今日、スマホで朝生という番組?を拝見しました。様々な専門家たちが1つのテーマについて話し合うんですけど、それがすごく面白くて、

3時間くらいずっーと見続けていました。テーマはAIについて。いろいろな専門家が議論するので、主張のぶつかり合い、テーマは逸脱するなどそういう面も見ていて面白かったです(笑

その3時間の議論の中で貧富の差という議題がありました。1%の人が富を独占し、残りの人との格差が激しくなる。この格差をどうにかしないといけないのではないかと。しかし、出演者の1人である堀江貴文さんは、今は富がなくてもある程度生活できるような制度になっている、だからそこは問題ではない。実際、貧富の差は必ずしも幸福度には直結しないと述べていました。確かにそうだなと。

 

自分もフィリピンに行った時、あるスラムの村に訪れました。スラムの人々は月の家庭月収が日本円で、約1万円程度しかなく、家族も10人以上いるような家庭です。学校に行けない子どもたちも大勢いました。しかし、とても幸せそうに暮らしていました。フィリピンと比べて裕福な暮らしをしている日本人よりもはるかに楽しそうに暮らしているのを見ました。

貧富の差=幸福度って全然直結しないものだなーと実感しました。

 

じゃあ、これからの日本人は何を大切にして生きていくべきか。同番組に出演していた落合陽一さんは、1人1人が生きていく上でのモチベーションをあげることがとても重要であると述べていました。これからはAIによって調べれば何でも分かるし、学ぶ環境もたくさんある。今までは知識が大事だったけど今はそうじゃない。だから均一的な今の教育の形も変わってくる。これからは1人1人のモチベーションをどうあげるか。子どものように興味・関心に愚直になってやりたいことをやる。やりたいことをできるようにするためのツールとしてAIがある。だから、これからは1人1人のモチベーションがとても重要。教育もそちらにシフトするべき。

 

今の若者は特にやりたいことがなかったり、何かやりたいけどやりたいことが分からない若者が大半だと思います。それはやはり今までの均一的な教育の弊害であり、周りと逸脱することを恐れるあまり自分の欲に対して素直になれないからだと思います。しかしこれからはAIの出現により、人間がAIに取って代わられる時代。だからこそ自分のやりたいを大切にし、その実現に向けて上手くAIと共存することがとても重要であるなと感じました。そこから、自然とイノベーションも生まれてくると感じました。